熟女の一人暮らし | 沖縄石垣島

沖縄石垣島での熟女の一人暮らしです。移住歴15年。元女優でもなく、男は好きだけど一緒に住んだりしないので、あやしいものではありません(笑)石垣のイメージUpしたいですね!!

ちょっとどうかかしら、と思うことがありまして・・・・。最近どうも家をのぞかれているみたいなんです。うちは石造りのブロック塀にかこまれているんですが、外から人の気配を感じることが増えました。とくに夕方お風呂に入っているときです。どうしてもお風呂に入っているときは無防備ですし、もちろんスッポンポンですよ。古い家なので、立て付けがわるく、お風呂の窓も湿気が貯まるといけないからあけておくんです。網戸が入っているし大丈夫かなと思って。とても平和なところなので、いままでそういうこともなかったんですが、「カサカサ」と聞こえることがありまして。最初は猫が野良犬かと思ったんです。でもツカツカっていう音が聞こえたり、どうも離れたところから見られてているような気がして「誰かいるんですか?」って叫んだんです。そしたら、ツカツカツカって逃げていく音がして、ちょっとびっくり。それ以来、窓はしめてお風呂に入るようにしています。

それから、洗濯ものほしているときにも気配がしました。縁側からは道がすぐなので、恥ずかしいからお勝手の前で干すんです。これでも女ですので一応下着を毎日干します。すると、なんだか人の気配が・・・・。そちら側は細い路地なので人はめったにいません。ご近所のおばあくらいでしょうか。なんだかいやだな、と思っていて、仕事に出掛けてお昼に帰ってきたら、なんとブラジャーがなくなっていました。いわゆる下着ドロボーってやつでしょうか。生まれて初めての体験です。平屋建てなので、外に干すしかないのですが、裏側に干しておいてまさか盗まれるとは・・・・。熟女の下着盗んで何に使うんでしょう。まったくの謎です。

ひまにしているとあまりいいことはなかったのですが、ここ2年ほどは違ってきました。とにかく、街を歩いていると声をかけられることが多くなってきたのです。

わたしは毎年年齢を重ねていて、しわも増え、シミも増え、くたびれてきているように思います。でもこれと反比例するように、まったくの他人から声をかけられることが多くなっているのです。しかも男性ばかりです。わたしは男性と縁はなく、というよりもうこりごりだ、という思いが強いと思います。そうした心理がどうしても顔や態度に出てしまい、男性から遠ざかっていたはずでした。友達も同じような境遇の女性ばかりでした。

しかし、とても仲の良かった女友達が去ってから、なぜか男性から声をかけられるのです。いやだいやだ、と思って避けているはずです。ホテルの同僚の男性からも、食事に誘われたとしても断っていました。しかし、確かに少し心境の変化があります。すこし服装はかわったと思います。これはただ面倒くさくなったからなのですが、日焼けが嫌で一年中長そでと長ズボンだったものを、涼し気なワンピースにしたりしました。もう日に焼けてもいいか、と思ったからにすぎません。でも、実際に日に焼けると肌が痛むので、日焼け止めをよく塗り、化粧は濃くなってきたからかもしれません。髪型も変えました。それもロングだと面倒くさいし、暑苦しいから、短くしたにすぎません。でも頭がきになって、ツバの大きな帽子をするようにしていました。それで別人のように見えるからなのではないか、と自分では思っています。

といいつつ、本当は男性に声をかけられるのはすごくうれしいのです・・・・・・・。

沖縄石垣島に来て長い時間が経った。

この時期はあまりやることがないので、運動がてら散歩に出掛ける。犬でも飼おうかな、と思うのだけれど、死んでしまうと寂しいという消極的な気持が前に出る。猫なら死ぬときに飼い主の目の前から消えてくれるはずなので、いいかもしれない。

夕方には農家の手伝いがあるが、その時間までやることがない。夜はしっかりと寝ているから、昼は眠くはない。仕事もないし、対して疲れていないのだ。まあ、ある意味幸せなことでである。わたしにはいくところがない。いつもいくところはどうしても同じになってしまう。中心街だ。結局のところ、友達が欲しいのかもしれない。恋人?いやあ、もうそんな歳でもないだろう。強い日差しを浴びて過ごして、すっかりシミやそばかす、シワが増えた。化粧品を買うお金も惜しい。

暑くはないので、ふらふらと出歩くが、いつもと同じ風景だ。たまに知人に会うと、挨拶する程度。石垣島にきてから、かつてアジア各国へ海外旅行をしたときに、店舗にいる人は一日中しゃべっているだけで、どうやって生活しているのだろうと思っていたが、いまのわたしはまったくそういう生活だ。アジアのはずれの石垣島ではまったく普通の光景でやっていけてしまう。友人が経営するいつものお店でアイスを食べていたとき、20代の男性が入ってきた。かき氷を食べると突然話しかけてきたのだ。

「あのう、東京からですか?」
若い男性がこのオバサンに?なぜ?東京から?たしかに昔はいたけど。オドオドしてしまった。固まってしまった。
「そうです、昔は・・・・・・・」言葉がつつかない。しかし、うれしいのだ。若い男性に声をかけられたことが!
まさに出会いは一瞬、なのである。また「アジアの国のモノ売りのように、しつこく1000円、1000円おにいさん、よってってとでもいったほうがいいのかしら」などと、答えたら大笑いされた。10年ぶりに人と話して、ウケた一瞬だった。

ハッピーメールハッピーメール

沖縄石垣島には秋らしい秋はありません。でもこころの中は秋風が吹いています。春はあまり日差しがなくて、曇りがちなこの島にあって、晩秋は一番お天気もよくて気持ちいい、本当にいい季節なのに。

秋は夜が長くて、とても人恋しくなるのです。夏ににぎわった海やホテル、街中にも観光客はグッと減り、お仕事も減ってきます。農作業のお手伝いをするのですが、収穫まではまだまだ時間があるので、暇を持て余してしまいます。

そんなときはお友達のA子さんとのおしゃべりが楽しかったのに。A子さんがいなくなってしまって、なんだかひとりぼっちになってしまったなあ、と実感する秋の日。夜はもちろん、午後からやることもないので、こうしてブログをはじめたりしています。何かお祭りとかイベントはないのかなあ、とかここに来た頃は人づきあいがいやでしかたなかったけど、

今ではすっかり島の住民。でも本質的にはよそ者なんですよね。何か本でも読もうかな、と思うのだけど、ここは届くのに時間がかかる。だから情報はネットが中心です。ネットというのはやっかいで、TVと違って受け身では楽しめませんよね。どうも私はもともとTVっ子だったせいか、何でも受け身。

自分から行動したのなんか、この島へやってきたことくらいしかない。仕事も役場の方やご近所の方に紹介していただいているし、自分では何もできない、何も知らない・・・・・・・・ほとほと自分がいやになっていて自信を喪失してるのが今の悩みです。ただ時間だけがゆっくりと過ぎていきます。

早く年末になって、またあの家族がホテルにやってこないかなあ、とか、やっぱり他人任せな、そんなことを思いながら過ごしています。

長々とつまらないことをかいてごめんなさい。お友達が一人去ってしまい、さびしい気持ちになっているのです。ちょっとだけ、お付き合いしていただいて嬉しいです。

島の暮らしは穏やかで、一年を通じてあまり変化がありません。ご老人たちはやさしいし、若い人たちは早くから家庭を持つ人が多く、学校は子供が増えてたいへんだそうです。そういう自治体って、石垣かと宮古くらいなものだそうです。だから穏やかな活気がありjますね。

わたしはこどもを生むことなくここまできて、もうそういうカラダでもないのですが、かなり後悔しているというのが本当のところです。この石垣に来て、一番つらいのが、子供たちがあかるくて元気であり、観光客もトップシーズンは多くがファミリーで、とても仲良く楽しそうなのを見るにつけ、ああ、どこでボタンを掛け違えてしまったのかな、わたしにもあんな暮らしがあったんじゃないのかな、なんて思ってしまいます。

だからこそ、落ち込めば落ち込むほどに、やっぱり一人で生きて行こうという決意のようなものが心の中にしっかり芽が出てきて、根っこが地を這っていくのがわかるのです。

楽し気な子供たちの案内して喜んでもらうときが本当にうれしく感じられ、こんなわたしでも少しは大人になって社会の役に立つこともあるんじょだなあ、もう一人でやっていくことが普通になって、これからも何があっても一人で乗り越えていけるのだなあ、と思うようになりました。

明日は農作業ではやいので、もう寝ます。

熟女の気になるひと

もうおばあちゃんに近づいている、こんなわたしですが、ちょっとだけ気になる人がいます。職場の同僚の一人で、独身の若い方です。

でももちろん何もありませんよ。どうしても職場での付き合いはありますが、男女の仲というのはもうこりごり、という思いがわいてきてしまうのです。もっと明るい性格だったらいいのだろうけど、口も下手だし、得意なことも本を読むことぐらいで取柄はない。そんなわたしに声をかけてくれます。

ごはんは一緒に食べますが、それだけです。わたしのどこがいいんだろうと思いますよ。本当におばさんになってしまって、鏡を見るのが億劫になってきてしまいました。でも、いくつになっても心はざわつくものですね。

風がやけに生ぬるく感じます。夕焼け空もやけに黄金色に見えます。少しだけ楽しみにしてるのかな。お弁当つくって持って行ってあげようかな。でも、余計なことはやめよう、と冷静になるわたしのほうが大きいですね。島の人たちは明るいし、ここは田舎といっても必要以上に他人に干渉しな不思議なところです。

東京や大阪からやってきた人も多い。とくに女性は多いですね。そしてわたしたちより、島の女性たちのほうが美しい人が多いのも確かだと思います。

島の人たちが知らないことを知っていそう、ただそれだけの興味の対象なんじゃないのかなあ、と思うようにしていいます。

熟女にも親はいる

石垣島はこれからがいい季節です。夏は暑くて、何もやる気がおきませんが、ちょうど東京の5月ごろのような陽気がつづいて、きもちがいいのです。わたしが働いているホテルも、今の時期はひまなので、農作業のアルバイトなんかをやっています。日に焼けないように完全防備が基本。これは地元のおばあたちも一緒ですよ。

朝起きて、農作業をして、ホテルに行って働いて、友達と少し話して、また夕方農作業を手伝って・・・・。そんな日々の繰り返しです。

そんな中、友達の一人A子さんが突然東京に帰っていきました。何でも、お母さまがお病気でもう長くはないと言われたのだとか・・・・・・・・・・。お父様はかなり参ってしまい、ご両親の面倒を見に、東京に戻るのだそう。A子さんとはもう10年も一緒にやってきたので、とても驚きました。本当に寂しい思いです。そして、わたしも他人事ではないのだと考えるようになりました。もう両親も75才。東京で元気に暮らしていますが、健康が心配な歳です。父は足が悪くなったようだし、姉妹はみな嫁に行って両親の面倒をみたりはしないでしょう。いつなにかがおこったら、と思うと、気が気ではないのです。震災nときがそうでしたね。こっちへ呼んだのですが、東京がいい、逆にあなた帰っておいで、といわれました。あのとき帰っておいたほうがよかったのかもしれません。

いつもわがままばかりで、自分のことしか考えていない生き方だよなあ、と思うようになりました。

石垣島に移住して、はや15年。はやいものですね。思えば、会社で上司と不倫して、泣く泣くわかれて、もう何もかもいやになっちゃって移住したのが石垣島。美しい海を見て、ほとんど自分で決めましたね。

この前逮捕されたあの女優さんのことは全然知らないんだけど、たぶん同じような感じだったんじゃないかなあ、と推測していました。だって、同じような女性、数名知ってますからね。彼女たちとは本当にいい友人です。みんな熟女ですね。でもつかず離れず、たまにお互いの家を行き来したり、お酒を飲んだりする程度です。あまり話さなくても、心は通じ合うものがあります。

もう15年もいると、すっかりと溶け込んだ感じもあり、地元の人にしかみられません。最初は何よりもとにかく日差しがきつかったですね。カラダがかゆくなって、これが日差しの生だとアルバイト生活で楽ではありませんが、一年中なんらかの仕事はあるので、何とかやっていけています。それに、ほとんどお金は使わないんですよね。車がないとやっていけないのですが、狭い島では軽自動車で十分ですし、食べ物は意外とお魚がおいしいんで、うれしいかぎりですね。きれいな海と空気に癒され、のんびりと過ごしているうちに、わたしをふくめ、お友達もだいぶ年を取りました。

でも、彼女たちとあまり会えれば大丈夫。たのしくやっていけると思います。男性なんかいらないんだったら。でも、ちょっと本当はみんな、彼氏が欲しいかな・・・・・。
てぃーだイチオシ
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